第58期 会長挨拶
第58期東京中野ライオンズクラブの会長を拝命致しました花堂浩一でございます。
地域の皆様方はじめ関係機関の皆様には、長きに渡り東京中野ライオンズクラブの活動にご理解・ご協力を賜りありがとうございます。心より感謝申し上げます。
昨年、突如私たちを襲い、今なお猛威を振るっている新型コロナウィルスは、私たちの生活や経済活動に大きな影響を及ぼしました。それは戦後私たちの諸先輩方が築き上げた地域や社会全般、そして経済をも破壊しているのではないかと思えるほどの惨状です。
ライオンズクラブは1917年にメルビン・ジョーンズ氏によって、アメリカシカゴで創設された奉仕団体です。世界210か国130万人のメンバーがぞれぞれの地域で奉仕活動に汗を流しています。そして日本では1952年に創設され、現在では3,000クラブ、13万人の会員がおります。東京中野ライオンズクラブは高度経済成長期が離陸開始直後の1963年(昭和38年)に結成され、まだまだ豊かとは言えない時代背景の中、多くの地域課題に果敢に取組み、地域を守っていこうとの強い想いで活動を開始したのです。
どのような時代になろうとも困難に直面する場面では、原点回帰が必要です。今一度、設立の原点に立ち返り、混沌とした社会の中で、まず私たちが立ち上がり、地域や社会の先頭に立っていく使命があるのではないかと思っています。そんな思いを込めて本年のスローガンは「新しい時代 新しい社会 新しい地域 開こう 東京中野ライオンズクラブの手で!」と致しました。
本年のアクティビティは、現在大きな社会課題となっている食料支援事業を社会福祉協議会と連携して取組みます。また定期開催しておりますサンプラザ前での献血活動や薬物乱用防止のための青空コンサートの開催、薬物乱用防止教室の出前授業も引き続き開催していきます。そして本年は新たな取組として中学生による社会貢献授業の支援を行う予定となっております。関係者の皆様には引き続きのご支援ご協力を宜しくお願い致します。
コロナ禍で開催が危ぶまれた東京オリンピックでは、多くの若いアスリートが、立派に結果を残し、私たちに一歩踏み出す勇気を与えてくれました。若いアスリートの強いメッセージをしっかり受け止め活動を再開していきたいと思います。
第58期会長 花堂 浩一
Hanado Kouichi